福井県中学校教育研究会

会長挨拶

ご 挨 拶


 令和6年度を迎え、コロナ禍の様々な制約がなくなり、かつての教育活動の多くが復活しつつあります。しかしながら、社会情勢や教育を取り巻く環境は大きく様変わりを見せており、県中教研も、教育の質の維持と教職員の働き方改革の両立に向け、大きく変革の時を迎えています。
 県中教研研究集会もコロナ禍を経てオンライン開催となり、県中教研としても、

  • ○発表本数を減らす
  • ○発表資料の量や様式に幅をもたせる (量的に減らす、プレゼンテーションソフトによる発表資料も可とする)
  • ○県中教研のホームページを開設し(県校長会ホームページにリンクを張らせていただく)、それを活用して、発表資料や研究会の記録、各部会の研究概要等を共有する
など、少しずつ改革を進めてきました。
 今回、県中教研のホームページ開設は、
  • ① 研究の足跡を、県中教研ホームページにアーカイブとして残す
  • ② これまで、発表資料等のデータを作業で記録媒体に記録し、各学校に発送していた事務局の負担を軽減する
といったことを目的としています。どうか、有効にご活用いただければ幸いです。
 また、県中教研は、他にも様々な課題を抱え、現在、次のような内容について議論を進めているところです。
  • ・研究発表ありきではなく、多様な研究会の実現のため、研究会のもち方を研究部会長の裁量に委ねること
  • ・県中教研集会と、全国・東陸などの上位大会、各教科・領域独自の研究会との統合
  • ・生徒数減による学校統廃合にマッチした、県中教研組織の4ブロック制への移行とバランスのとれた研究部会長の割り当て
いずれの課題についても、どのようなニーズがあるのか、どのような障壁がありどう解決していくのかを、しっかりと時間をかけて詰めていく必要があります。「千里の道も一歩から」という言葉があるように、会員一人一人が自分事として考え、知恵を出し合い議論することからよりよい県中教研の未来につながっていくと思います。どうかご協力のほど、よろしくお願いいたします。
 また、8月1日(木)には、「令和6年度 福井県中学校教育研究集会」が、若狭ブロックを中心に開催されます。研究部会長、事務担当、発表、記録、司会、機器操作の先生方はもとより、指導助言の先生方、若狭ブロックの皆様には大変お世話になります。有意義な研究集会となりますようよろしくお願いいたします。

 令和6年7月

福井県中学校教育研究会
会長 正玄 努

福井県中学校教育研究会 活動方針

 福井県中学校教育研究会は、会員の総力を結集し、当面する教育課題の解決に努めるとともに、来るべき時代の要請に応えうる歩みを進めていかなければならない。そのため、これまでの中学校教育の成果を踏まえながら、未来社会にふさわしい教育の在り方を見据えた「豊かな未来社会を創る、心豊かでたくましい日本人の育成」をめざす教育の具現化が急務であり、今世紀を担う若人に「夢」と「生きる力」を育む教育を推進する。

研究の基本方針

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